今週、東京で初めての大相撲本場所を観戦した。今回の旅で間違いなく最高の体験のひとつだ。
もともと楽しみにしていた。相撲は、どんな形で観ても記憶に残る体験になると確信していた。それを特別なものにしてくれたのが、現地で得た豊かな解説と文脈だった。
危うく逃しそうになった
チケットは帰国前に発売されたが、タイムゾーンの計算ミスで出遅れた。発売時刻は把握していたが、時差をきちんと計算していなかった。気づいた時にはストレートな入手方法が消えていた。
救ってくれたのが、Japan World Toursだ。
結果的にそれが大正解だった。席を手に入れるだけでなく、ガイド付きでスムーズな入場ができ、観ているものをはるかによく理解できた。
カズさんのおかげで理解が深まった
ガイドのカズさんが入場前に約30分、グループ全員に相撲のルール、主な技、本場所の仕組み、注目力士などを丁寧に説明してくれた。
儀式の意味や試合の間の取り方についても解説してもらったおかげで、取組が始まってからがまったく違った。最初から内容を追えたので、解読に追われることなく、純粋に楽しめた。
会場への誘導も本当に助かった。どこへ向かえばいいかが明確で、観光客らしいうろうろをしなくて済んだ。
ギフトボックスが最高だった
ツアーにはギフトボックスが付いていて、これがまた楽しみを倍増させてくれた。中身は鶏の串焼き、ミートボール、野菜たっぷりの大きなお弁当、アサヒエクストラドライ、タンブラー、タオル、相撲関連のグッズなど。
午後全体がお祭りムードになった。
鶏肉の話が気に入った
会場で売られているお肉は鶏肉だけだと知った。
豚なし。牛なし。
理由は、鶏は二本足で立っているから。相撲取りと同じ。牛や豚は四本足なので、競技の象徴に合わない。
こういう細部が大好きだ。伝統が食べ物のレベルまで貫かれている、非常に具体的な例だと思った。
ニックさんのリアルタイム解説
ツアーで知り合ったニックさんという人物も大きかった。アメリカから来ていて、今場所の全日程を観戦する予定だという。
私たちと同じグループで、試合中もずっと隣に座って実況してくれた。取組が進む中で、力士の情報や今場所のストーリー、注目すべき人物を教えてもらった。なんとなく観ていた状態から、応援したい人が生まれた状態に変わった。
会場を出る頃には、妻も私も十両の円鵬のファンになっていた。
伝統こそが最大の見どころ
取組そのものは当然圧巻だ。巨大で爆発的な力を持つアスリートたちが、きわめて短い時間に超高度な技を繰り出す。
でも個人的に一番印象に残ったのは、そのまわりにある伝統だ。
お辞儀。塩まき。衝突前のにらみ合い。一番一番を包む儀式。
競技の枠を超えた大きさを感じさせる。その歴史の層の全部を理解していなくても、儀式にどれだけのものが詰まっているかは伝わってくる。
横綱は不在
横綱の琴桜は負傷のため、土俵入りを観られなかった。それだけが少し残念だった。
ただ、結びの弓取り式は観られた。これが最高だった。
厳かで、鍛え抜かれた技で、完全に相撲にしかないもの。その日の最後にふさわしい締めくくりだった。
残り13日間も追いかける
会場を出る頃には、すっかりのめり込んでいた。
すでに結果をチェックし、次の取組に注目し、残り13日間の場所を追い続けることを決めている。
今のところ、今回の旅で最高の体験だ。
写真はあとで追加する予定だ。この投稿には絶対に入れたい。でも記憶が鮮明なうちに、その日の核心を書き留めておきたかった。